片山杜秀『音盤考現学』
2008/2/20 (水)
東京音楽大学の入試に立ち会う。いろんな受験生さんがいるものだ。
片山杜秀の『音盤考現学』(アルテスパブリシング)を読む。現代音楽・クラシックのCDについて、該博な知識と体験をもとに縦横無尽に語った本で、楽しく読めて、このジャンルにうといぼくには教わることばかり。で、本を読んで、聞いてみたくなって注文したCDが何枚か届いた。
さっそく聞いてみたが、文章から期待していたほどには音楽がおもしろくない。うー。困った。ぼくの耳が慣れてないせいなのか、たまたま相性の悪いCDなのか。ぼくの書いた本でCDを買ってみて、これと同じような感想を抱く人もきっといらっしゃるんだろうなあ。とりあえず残りのCDが届くのを待とう。
2008/2/19 (火)
『てんとう虫』の連載終了。編集担当者の井上知子さん近所まであいさつに来訪。一度も編集者と顔を合わせないで連載がはじまり、終わることが多い近年、最後に会うというのもおもしろい。
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