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September 03, 2012

辻康介、ペルネット、マレウレウ、スケッチ・オブ・ミャーク、美空ひばり他

2012/9/2(日)

 夕方、渋谷HESOで辻康介と谷川賢作のライヴ。谷川俊太郎、室生犀星、中原中也などの詩に谷川賢作がメロディをつけた曲は、今日的な感覚の唱歌・歌曲的なもの。
 会場のHESOは地中海料理のレストラン。細長い長方形の通りに面した仕切りを開け放って、通行人でも聞けるようにしてある。逆に言うと、外の音も入ってくるので、カラスの声や車のクラクションが音楽の一部のように聞こえる瞬間もあったのがおもしろかった。


2012/9/1(土)

 午後、六本木の森美術館のアラブ・エクスプレス展。写真をとってもいいということだったので、メモがわりに携帯を使用。
 夜、浅草のアートスクエアでマレウレウまつり。前半がアイヌのコーラス・グループ、マレウレウ。伴奏にOKI。後半は民謡の木津茂里のステージに細野晴臣がゲスト。最後はマレウレウが登場してウコウク(輪唱)のワークショップ。『ラティーナ』にコンサート評を書きます。


2012/8/30(木)

 夜、渋谷クアトロでコロムビアのペルネットのライヴ。ロビーで売っていた鶏とトウモロコシのブツ切りのスープで腹ごしらえして、スタンディングのライヴに備える。大石始らのDJタイムにひき続いて登場したペルネットは、打楽器、ドラム、ベースをひきつれて、がっしりした体でくねくねと踊りながらシンセサイザーをうねうね鳴らしてうたう。CDで予想していたより声がたくましく、バンドともどもリズムに特化した部分がいさぎいい。縦笛のガイタをもっと吹くのかと思ったら2曲ぐらいだった。


2012/8/29(水)

 今夜はダブルブッキング。まずザ高円寺でインドのシタール奏者プルバヤン・チャタルジーのコンサート。時刻通りにはじまったら頭30分くらい聞けるだろうと思っていたが、少し遅れてはじまったので、音を探りながら調子を整えていくアーラープの途中で失礼しなければならなくなった。静かなイントロの部分にはタンブーラ・マシーンの音が大きすぎるように思えたが、タブラも入って白熱してくれば、ちょうどよくなるのだろう。スキンヘッドのタブラ奏者の風貌ともども、新世代によるインド古典音楽らしい感覚。
 渋谷のクアトロに移動してアルジェリア/フランスのグナワ・ディフュージョンのライヴ。金属カスタネットのカルカブを叩きながらバンド・メンバーが客席後方から入場したのを受けて、ステージでアマジーグがゲンブリを弾く導入部がきまっていた。レゲエ風の曲は、リズムが少しゆるめなので、北アフリカ的な要素をもう少しもりこむなどの工夫があってもいいような気がした。


2012/8/25(土)

 夕方から下北沢ラカーニャでピーター・パラカンさんとワールド・ミュージックのピンポンDJ。ピーターさんはiPADを使っての21世紀型DJ、ぼくはCDを使っての20世紀型DJ。おたがいの曲を聞きながら、次の曲を選んでかけてお話した。ご来場いただいたみなさん、スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。


2012/8/7(火)

 京橋の試写室で大西功一監督の『スケッチ・オブ・ミャーク』を見る。宮古島に残る儀式歌や民謡のドキュメンタリー。古い記録映像や、このところ宮古島の音楽の紹介に取り組んでいる久保田麻琴も案内役で出てくる。時間の都合で音楽はハイライト的な紹介だが、取材されたおばあさんたちの話がおもしろい。映画に使われなかった部分も含めて、貴重な映像資料として残っていくことだろう。


2012/8/6(月)

 午後、高田馬場の白夜書房でマイケル・ボーダッシュの取材。マイケルさんは『さよならアメリカ、さよならニッポン』という戦後日本歌謡史の秀作が翻訳されたばかりだが、今日はその本についてではなく、美空ひばりの1950年のサクラメント公演の画期的な発掘音源についての取材。よくぞ残ってくれたものだ。記事は『レコード・コレクターズ』の10月号に掲載予定です。

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