« マレウレウ、馬喰町バンド、きたやまおさむ、坂崎幸之助、松山猛、『カウラの班長会議』 | Main | 朝日新聞for yor collection、『Hanna』、堀内加奈子 »

March 15, 2013

NHKFM『ワールド・ミュージック・タイム』

2013/3/15(金)

51evkaqdjl_aa160_1
 午後、2000年(その前の『ポップス・グラフィティ』も含めると1998年)から続けてきたNHKFMの番組『ワールド・ミュージック・タイム』の最後の録音を終える。
 その間、キューバのブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのブームにはじまり、バルカンやトルコのロマ/ジプシーの音楽、地中海各地の音楽、サハラ砂漠周辺の音楽、中南米/カリブ海各地の音楽、アフロ・ビートやエチオピアン・ジャズなど、目の離せない動きが次々に同時多発的に起こった。近年は国境やジャンルを越えたコラボレーションや、クラブ系のダンス・ミュージックとの融合もさかんに行なわれている。
 行ったことのない国や地域の音楽が多いので、そのつど世界地理や世界史の本を引っ張り出して読んだのも楽しかった。そして音楽の伝統を受け継ぐとはどういうことか、あるいは革新するとはどういうことか、学ぶこと考えること感じることの連続の十数年だった。リスナーのみなさんからのお便りから教わったことも多かった。学生時代ににはこんなに勉強しなかったような気がする。
 選曲には自信があったが、おしゃべりは、ぼそぼそして聞きにくいという意見と、落ち着いて聞けるからいいという意見が半ばし続けた。いずれにせよ長期間つたないおしゃべりを許していただいたNHKとリスナーのみなさんに深く感謝したい。
 番組はあと2回(再放送2回)放送される。

 「21世紀の名曲を探して」
 18日(月)午前0時から、つまり日曜日の深夜12時から
 再放送は25日午前10時から
 21世紀の新曲だけでなく、古い曲がこの十数年でどんなふうに変貌してきたのか。何でもありにするとまとめるのが難しいので、原曲とは異なる地域のアーティストがカヴァーしているもの、もしくはコラボレーションしているものというくくりで曲を選んだ。
 オマーラ・ポルトゥオンドによるアンリ・サルヴァドールの曲、メルセデス・ソーサとミルトン・ナシメントによるシルビオ・ロドリゲスの曲など、詳しくはNHKオンラインのFMの番組表やワールド・ミュージック・タイムのサイトに。

 「ニュー・ディスク&リクエスト」
 25日(月)午前0時から
 再放送は4月1日(月)午前10時から
 ゴタン・プロジェクトのフィリップ・コーエン・ソラールのプロデュースしたサリフ・ケイタの新作からフィーチャリング・エスペランサ・スポルディングの曲、ロクア・カンザが日本語まじりでうたう曲、エレクトロニックな要素を強めた英フォーク界最強の3人組ラウーの曲などをご紹介。


|

« マレウレウ、馬喰町バンド、きたやまおさむ、坂崎幸之助、松山猛、『カウラの班長会議』 | Main | 朝日新聞for yor collection、『Hanna』、堀内加奈子 »

Comments

とても残念です・・・。とりあえず再開希望をNHKに伝えました。
いままで毎週、素敵な音楽をありがとうございました。いつも発見がありました。

(また仙台でお会いできる日を待っています。)

Posted by: えふかた | March 18, 2013 at 11:18 AM

番組の終了、ショックです!無念。ファンリスナーとして、番組再開を望みます。

Posted by: 高橋康彦 | March 20, 2013 at 07:54 PM

お疲れさまでした。それにしても残念です。わたしにとっては、NHKラジオの唯一の存在意義でした。

Posted by: 内田昌之 | March 25, 2013 at 10:11 AM

永年、すばらしい音楽をありがとうございました。
往年のイタリアやフランスのヒット曲を聴けるのも楽しみでした。
また、北中さんの素晴らしい選曲でお会いできることを!

Posted by: 森下一仁 | March 25, 2013 at 11:17 AM

ワールド・ミュージック・タイムのリスナーのみなさん。ありがとうございます。
番組がみなさんのお役に立てたことがあったとしたら、それにまさる喜びはありません。
番組が終わっても音楽の紹介の仕事をやめるわけではないので、またいつかどこかでお会いできれば幸いです。
当面は活字媒体やイベントの仕事が増えると思います。自分のサイトやERISなど、ネットの仕事もご参照くださいますよう。

Posted by: wab | March 25, 2013 at 12:57 PM

NMの評論からですから35年くらいお世話になっていると思います。放送からアルバムを探して手にいれたCDは数知れません。聞く音楽もパンクからイスラムへとずいぶんかわりました。おつかれさまでした。残念ですが、他の形での活躍を期待しております。まずはお礼まで。
ps、音楽の文字での紹介でなく音での紹介はとても新鮮でよい方法でした。

Posted by: 手塚正則 | April 02, 2013 at 07:42 AM

4月から再編されたのかと思って、番組表をさがしてもない!ので、もしや。。と思いましたが。非常にざんねんです。北中さんの、静かな声をききながら眠ってしまったことは何度もあります。聞き逃した週は、なんとなく落ち着かなかったり、、、。また、番組が違う形でも、復活することを願っています。

Posted by: nana miyata | May 02, 2013 at 03:18 PM

番組が終了して半年がすぎました.まだ再開のメドは立っていませんか??
今でも録音した番組を聴いております.
系統だったワールドミュージックの番組は北中さんしかできませんので,再開を切に願います.
よろしくお願いいたします.

Posted by: 國吉一樹 | September 24, 2013 at 11:44 AM

國吉さん、ありがとうございます。
残念ながらいまの段階では、再開の予定はありませんが、いろんな形での音楽の紹介を今後も続けてまいります。
新しい動きがあればサイトで告知いたします。
よろしくお願いします。

Posted by: wab | September 24, 2013 at 01:10 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« マレウレウ、馬喰町バンド、きたやまおさむ、坂崎幸之助、松山猛、『カウラの班長会議』 | Main | 朝日新聞for yor collection、『Hanna』、堀内加奈子 »